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先日、ある地下街を歩いていて、ふと目に留まったのがこの看板（写真は、お店の中のメニューですが、同じことが看板に書いてありました）。

これ凄く安くないですか？生ビール（小）が2杯、それに日本酒、焼酎などが１杯。さらに、刺身盛り合わせや漬物、枝豆などのおつまみメニューから３品が選べます。これで１０００円！価格破壊もいいとこです。でも、ちゃんとビールもキリンの一番搾りでしたし、焼酎も通常の焼酎（わたしは蕎麦焼酎・雲海を飲みました）でした。

店内を見渡してみると、お客さんはいっぱい。そりゃそうですよね。。。この安さですから。お客さんの大半は、この１０００円ポッキリコースを注文していました。

そこで、感じたことを２つ。

1. 店前看板は十分集客ツールになる
2. お客さんの単価は１０００円では終わらない

店前看板が集客に使えるという点。これは、分かりますよね？今回のようなインパクトのある店前看板を作れば、縁が無かったお客さんを来店に繋げることができます。実は以前、こんなことがありました。

ある居酒屋の前を通った時のこと。そこのお店も店前看板があるんですが、単にプリントされたメニューを張り付けただけ。ビール５００円、刺身盛り合わせ１０００円などと書いてあるだけなんです。だから、それを見たある婦人は、お店には入らずスタスタと歩いて通り過ぎていきました。

これって、本当にもったいない。そこに何かインパクトのあることが書いてあったり、手書きでお店の雰囲気が伝わるPOPがあったら・・・。お客さんになっていたかもしれません。

そして、２つめの気づき。それが顧客単価についてです。わたしもそうでしたが、この１０００円ポッキリで飲もうと思ってお店には入ったんですが、飲んでいるうちに「あれも食べたい。これも食べたい」となり、結局２５００円くらいのお勘定になりました。店内を見回してみても、やっぱりわたしと同じように追加注文をしている方がたくさんいました。

まんまとお店の戦略にやられたわけですが、こういう風な戦略もありですね。もちろん、1000円だけで帰る方もいるでしょうが、その方がリピーターになる確率はかなり高いように思いました。

店前看板をやってない方は、ぜひやってみるといいですよ。費用も掛からず、集客につなげることができる。本当にこれはイイねです！！

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