某航空会社は、スターバックスに見習うところがあるんじゃないですか?
昨日、Facebookにこんな投稿をした。
これね、何が言いたかったかというと、
こういうことを伝えたかったわけ。
「マニュアルに沿った対応でいえば、
某航空会社のスタッフの言う通り。
でも、果たしてそれでいいんですか?」
例えば、スターバックス。
コーヒーが苦手なわたくしでさえ、
よく利用させてもらいます。
Wifiもあるし、電源もあるし。
さらに、分煙にもなっているし、豊富なメニューもあるしね。
何より身体のためにと、基本的に
「デカフェ(カフェインを取り除いたコーヒー)」を
飲む私では、わざわざ、わたくし一人のために、
デカフェを用意してくれるスタバの存在は、
ありがたいのです。
※他のカフェでは、用意できないと言われることが多い
スタバがみんなに愛されている理由。
それは、お客様の要望にとことん応えようという
姿勢が見えるからではないでしょうか?
ホテルで言えば、リッツカールトンみたいな感じというと、
分かりやすいかな。
マニュアルはもちろんある。
また、それを守って、その通りに仕事をこなすことが、
スタッフの役割でもある。
でも、お客様のためなら、出来る限り、
その要望(少しの無理難題)にも積極的に応えていきたい。
その姿勢が、多くのファンを掴んでいるんだと思います。
(↑ 成田空港のJALのビジネスラウンジ。ここからの景色、最高!余談ですが・・・)
個別に判断すべき事案もあるんじゃないですか?
今回の、某航空会社の件。
何を要望したかというと、
「○○分の電車に乗らないといけないから、
プライオリティ(優先的に手荷物を受け取れる)に
してくれませんか?」と伝えたわけ。
もちろん、答えはNO。
マニュアルでいけば、そうなる。
もちろん、こちらもそれは百も承知。
でも、無理を承知で、なんとかお願いしているわけ。
そしてね、ここからが重要。
もしダメだったとしても、
こんな対応(↓)だったら、
わたくしは怒らなかったと思うんです。
「お客様、申し訳ありませんが、それは出来ないルールになっています」
「そうですよね。でも、そこをなんとか。。。」
「少々、お待ちください」
搭乗者のデータを調べる。
今後の予約状況や、過去の搭乗履歴が分かる。
「いつも○○〇をご利用頂き、ありがとうございます。少し、上司と相談して参ります。しばし、お待ちください」
上司と相談後。。。
「お客様、通常はやはり難しいのですが、今回のみ特別にそうさせて頂きます」
「ありがとうございます。助かりました」
もし、こんな展開になっていたら、こう思いませんか?
「これからもずっと、この飛行機に乗ろう」
これが、マニュアルを超えた、
ファン作りってもんじゃないでしょうか?
※余談ですが。。。
某日本のある航空会社は、
以前、時間変更不可のチケットの時でも、
過去の登場履歴などを判断して、
予約を早めてくれたことがありました。
ぶっちゃけね、今回の結論に関しては、
どっちでも良かったかもしれません。
時間に余裕を持っていなかった、こちらが悪いわけですからね。
もちろん、こちらの要望を通してくれていたら、最高。
でも、そうならなかったとしても、
「上司に相談してきます」といった
【あなたの要望に応えるべき努力します】という姿勢を
見せていたら、こっちもそんなに怒らなかったと思うんです。
マニュアルは、もちろん大事。
均一なサービスを提供することが重要ではありますが、
それでも個別に判断すべき部分があるんじゃないでしょうか?
AI(人工知能)の時代が来ると、叫ばれています。
AIになれば、きっとマニュアル通りの対応に
なってしまうかもしれません。
でもね、まだ今の時代は、人間対人間。
心ってもの、サービスってものが、
あるじゃないですか・・・。
心と心の通うビジネス、
そんな仕事をわたくしはしていきたいです。