2015年も残り3日。

ということで、Facebookあるある2015年版をまとめてみます。

★解説★

第一位　美人じゃなくて、微人な人の自撮りが大繁殖

2015年のFBを振り返ってみると、女性の自撮りがこれまで以上にタイムラインにたくさん載ってくるようになりました。

これはたぶん、コンサルタントの人たちが「自分を売るためには、自撮りが有効」なんて、間違った情報を教えているからでしょう。

自分を売ること＝自撮りというのもおかしな話（わたくしはそんな風に教えていません）なんですが、もうほんとFacebookを開けば、自撮り、自撮りのオンパレードです。

その自撮りも美人な女性ならまだいいんですが、残念ながら自称美人な方の自撮りが目立つのが現状。

はた目からは、「あんた、美人じゃなくて、微妙な方の微人だよ」って思われているのに、本人は自分にウットリ・・・。

この自撮りばかりのFBが嫌（いいねと思わないのに、いいねを押すということが精神的に負担）で、Facebookアカウントを削除した方も結構いました。

「見たくないなら友達削除でもブロックでもすればいい」と言うかもしれないけれど、それはそれで後から「〇〇さんにブロックされた」となるわけで・・・。

自撮り大好きな皆さん、そろそろ本当のあなたの魅力で勝負したらどうでしょうか？

顔じゃなくて、中身で勝負！2016年はそんな年になるといいな。

第二位　FBセミナーやフェイスブック交流会が激減

これは、肌で実感している方も多いのではないでしょうか？

わたくしが初めてFBセミナーを福岡で開催した2011年には、なんと70人の方が参加してくれました。

ですが、もはやそれは過去の栄光。

2015年は、ときどき商工会議所様から「Facebookセミナーの講演をしてくれませんか？」とご依頼いただくことはありましたが、その依頼回数は激減しましたね、本当に。

それだけ、みなさんFBの活用法や使い方をマスターしてきたということでしょう。

また、Facebook交流会にしても、今でも地方などでは時々あっていますが、東京、大阪、福岡などではほとんど見かけなくなりました。

もちろん、セミナーや交流会、イベントの告知としてはFacebookは今でもじゃんじゃん活用はされていますが、全体的に昔ほど集まらなくなってきました。

そういう意味では、Facebookの集客力は衰えてきた一年とも言えるでしょうし、メッセージ機能としてのFacebookの便利さが再認識された一年でもあったとも言えるでしょう。

第三位　TVなどのニュースで事件の写真にFBのプロフィール写真などが使われる

これも今年、増えましたね。

いろいろな事件があった2015年ですが、そのニュースなどでFBやツイッターにアップされた写真が使われることが増えました。

マスコミの人にとっても、FBで写真を探す方が昔の卒業アルバムなどから探すより早いでしょうしね。

いまや日本の人口の5分の1にあたる2,400万人が利用するFacebook。

自分が何か事件を起こしたら、Facebookの写真が使われる。

そう思うと、プロフィール写真はちゃんとしたまともな写真にしといた方がいいかも（そもそも事件を起こさないようにしないといけないけれど）。

第四位　FBとインスタグラムの連携が増加。でも、それってFBではめっちゃ見にくいです

Facebookに変わり、ユーザー数を大幅に伸ばしたインスタグラム。

若い世代ではFBよりもインスタがメインという方が増えました。

でも、こんな投稿（↓）もFacebookで増えたんですよね。

インスタグラムに投稿したら、それがそのままFacebookにも投稿されるってやつです。

（↑　FBとインスタを連携すると、公開範囲が友達になってしまうデメリットもある）

これ、どうですか？

FBで見ると、見にくくないですか？

というか、たぶんせっかく投稿しても、内容を全部見られてないと思います。

２つのSNSを効率よく活用しようということでしょうが、手抜きをしても、SNS集客は上手くいきません。

第五位　FBに投稿せずに見るだけの人が増加

第一位の結果とも繋がってくるわけですが、フェイスブックで自己満足の自撮りなどの投稿が蔓延したことで、それらにいいねをするのに疲れたという人が増えました。

その結果、それらのFB疲れの方々が出した結論が、「FBには投稿せず、見ても、いいねもコメントもしない」というもの。

特に女性の方が、こういう状況になっているようです。

2016年は、Facebookどうなるのか？

インスタグラムをはじめとした他のSNSの勢力にやられてしまうのか？

要注目です。