今日は、「お友達料金」について、書いてみます。
カメラマンに対して、「お友達料金で撮影して」と言ってみたり・・・。
ネイリストに「ネイル、安くやってくれない?」ってお願いしてみたり・・・。
飲食店で、「お友達価格でよろしく」って言ってみたり・・・。
みなさん、誰しも経験があると思います。
何を隠そう、わたくし自身もかつて「お友達料金大好き」でした。(反省)
人間だれしも、安い方がいい。
だから、ついつい言っちゃうんですよね、この「お友達料金」ってフレーズを。
でも、よくよく考えてみてください。
本当のお友達なら、その方を儲けさせてあげてこそ、本当のお友達じゃないでしょうか?
しかし、そうは言っても、世の中、「お友達料金で」と言われることは、多々あると思います。
そんなときに、どう対処すればいいのか?
いくつかわたくしなりに対処法を考えてみました。
レベル1(初級編)
お友達(以下、Aさん、)「今度、撮影をさ~、お友達料金で安くしてくれない?」
模範解答「そうねー。本当はそうしてあげたいんだけど。一応、お友達料金については、ブログに書いているから見てみて」
ブログには「お友達料金は、やっておりません。通常価格でお願いします」って書いておけばイイ。
レベル2(中級編)
お友達「7月10日に結婚式があるから、髪のセットお願いしたいけど、空いてる?お友達価格でやってくれたら嬉しいな」
模範解答「その日、もう予約入っているなあ・・・(嘘でもOK)。ちょっと調整するね。でも、お客さんを断る以上、お友達価格ってのは、難しくなるけど、いいかな?」
既に入っているお客さんの予約をずらすんだから、その分の売上補償もしてねってことです。
大概の人は、安くしてほしいからお友達料金ということを言ってきているので、こう言えば、『じゃ~、いいよ~』ってなります。
ただし、陰口で「あの人、わたしたちお友達にまで、商売っ気出してきた」って陰口をたたかれる可能性もありますが、そもそも上述したように、本当のお友達なら儲けさせてあげるべきなのです。
レベル3(上級者向け)
お友達「ねえねえ、いつも作っている手芸品、あれ素敵だね。今度、タダでわたしにも作ってよ。ブログとかで宣伝するからさ」
模範解答「ごめんねー。今、依頼が多くて、自分の作品さえも作る時間無いの。それに、今、あるコンサルタントの方にも習っていて、その先生が『お友達料金で請けるな』って厳しく言われているのね。本当は作ってあげたいんだけど、先生に怒られちゃうから、ごめんなさい」
コンサルタントという第三者を出すことで、批判の矛先を変えようというのが狙い。これは、結構使えると思います。ただし、コンサルタント=宮野って名前、出さないでくださいね(笑)
いかがでしょうか?
もしかしたら、もっと良い回答があるかもしれません。
ただ、いずれにしても、お友達料金という響きはいいですが、やる方は儲かりません。
どうしてもお友達料金でやらないといけない場合は、条件をだしましょう。
- お友達料金でやるけど、ブログやホームページでの告知に写真を使わせてもらうよ
- お客様の声として、写真付きで紹介させてもらうよ
- SNSでの拡散に協力してもらうよ
こんなことをお友達料金でやるかわりに、伝えてみてはいかがでしょうか?
ぜひ、参考にされてみてくださいね
※模範解答とは、これが正解というわけではなく、わたくしが考えた方法という意味で使わせてもらっています。