先日、わたしのアメブロ(ブログ)にこんな記事を書きました。
すると、結構反響がありまして、さっそくたこ焼き屋さんから「どんな集客法なのか、教えてください」ってメールでのお問い合わせが来ました。
ですので、「たこ焼き屋さんの集客法」ということで、より具体的に少し書いてみますね。
たこ焼き屋さんの集客の場合、ネットとリアルと両方のツールを活用して集客していく必要があります。今日はそのネットの部分を解説していきます。
①Youtubeを活用
たとえば、こんな動画をお店側で用意してみたらいかがでしょう?
動画を作る際のポイントはいくつかあります。
- たこ焼きのアツアツ感を伝える
- 行列が出来ているところを伝える
- 冷えた時の対処法(レンジで90秒チンするなど)を伝える
- 3分以内で動画を作る
- 動画の最後に、住所や営業時間などのお店の情報のテロップを入れる
- 必ずYoutubeにアップする
たこ焼きが売れるかどうか。
そのカギはいくつかあると思いますが、一つには「アツアツかどうか」というのがあります。
やっぱり誰しもアツアツのたこ焼きが食べたいはず。
であるならば、動画でもアツアツのたこ焼きを美味しそうに作っている映像を作る必要があります。
パッと見た瞬間が勝負ですから、「ジュー」という音も含めて「アツアツ感」を上手に演出してください。
②食べログを活用
弊社ではいくつもの居酒屋などの飲食店の集客コンサルをさせてもらっていますが、一つ言えることがあります。
それは、飲食関係では無料で集客するよりも、広告を活用した方が圧倒的に早く集客効果が期待できるということ。
もちろん、ブログやFacebook、LINE@といったソーシャルメディアを活用することで集客はできます。
しかし、それには少し時間がかかるわけですね。
ブログも検索エンジンに認識されて反響があるまでに、2,3か月かかるでしょう。
LINE@も同じ。友達の数を増やさないと、せっかくのツールも宝の持ち腐れとなります。
そういったソーシャルメディアを効果的に活用して集客していくこともやっていくわけですが、そういったツールが効果を発揮するようになるまでにぜひ使ってほしいツール。
それが、「食べログ」になります。
実は、食べログは無料でも活用できます。
もちろん有料プラン(月額25,000円)の方が集客効果は高いのですが、たこ焼き屋さんの場合は予約が来るわけではありませんからね。
無料プランでも、十分だと思います。
ただし、重要なことは「口コミ」をたくさん書いてもらうこと。
「口コミ」を書いてもらったら、たこ焼き●●個増量といった特典を付けてもいいかもしれません。
口コミをたくさんつくことで、「このお店のたこ焼きは美味しい!人気店なんだ!」という印象を与えることができます。
③LINE@や集客アプリを活用
リピーターの獲得。
やはり、飲食店の売上アップにはリピーターを沢山作ることが重要になってきます。
リピーターになってもらうにはもちろん、「たこ焼きが美味しい!」というのは大前提。
その上で、一度食べてもらい、「またあのたこ焼きさんのたこ焼きが食べたい」と思ってもらう必要があるわけです。
そのためには、「たこ焼きさんが●●にある」ということを忘れられないようにすることが大事。
ということは、定期的に情報発信を行う必要があります。
かつては、こういった役目を務めていたのが、メルマガでした。
でも残念ながらメールマガジンは、もはや読まれないツールとなってきています。
実際、ある飲食店では毎週1,000人にメールを送っていますが、そのうち1か月にお店に来店してくれるのは10人。
つまり、0.1%にしか効果がない・・・。それが今のメールマガジンなのです。
それよりも、スマートフォンにダイレクトにメッセージを届けることができるLINE@や集客アプリ「ipost」を使う方が、よっぽど効果があります。
携帯ユーザーの半分以上がスマートフォンを持っている。こういうデータもありますしね。
さらに、これらのツールにはクーポンを発行できる機能が整っています。
したがって、これらのクーポンで「雨の日増量キャンペーン」とか「毎週月曜日のお得なキャンペーン」を作れば、それだけでLINE@のお友達になってくれたり、アプリをダウンロードしてくれたりする可能性があります。
こちらから情報を届けることができるこれらの現代版飛び道具は、たこ焼き店の集客には必須と言えるでしょう。
④ブログ、FB、ツイッターなどの活用
上記の①~③に関しては、もうネットからの集客を考えたらぜひともやって欲しいものです。
しかし、ブログやFB、ツイッターに関しては、時間があればやった方がいいし、やった方が広範囲からお客さんを集めることができると言えるでしょう。
一般的にたこ焼き店の場合は、「半径1キロ以内」に住んでいる方が勝負。
したがって、わざわざ車でガソリン代を使ってまで、家から遠くのたこ焼き店に買いに行くという人は稀でしょう。
しかし、その範囲を少しでも広げることができれば、それは商圏の拡大に繋がりますし、売り上げアップも見込めます。
リアルなツールではカバーしきれない営業範囲の部分を、ブログやFacebookといったツールを使うことで補うことができます。
そういう面では、定期的な発信は行わないにしても、週1,2回の発信はこれらのSNSでやると効果があると言えるでしょうね。
というのも、多くのライバル店、同業者がやらないからです。
今回はネット活用法を解説してきましたが、これに加えて「たこ焼き屋さんの集客」ではリアルなツール(チラシなど)も積極的に活用していくことが大事ですね。
それはまた機会があれば、解説します。
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