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あなたのビジネス（集客）を支援する男

いいね職人 宮野秀夫です。
（地方自治体、商工会議所、アップルストアなどでビジネスに
直結する実践的なfacebookセミナーを年間40回講演）。

先日、東京である美容師の方（Aさん）に偶然会った。

※偶然というのがポイント

Aさんは、地方から東京に出てきて、美容師として7年ほど働いているそうだ。

以下、Aさんとわたしとのやり取り。

Aさん「宮野さんは、どんなお仕事をされているんですか？」

宮野「ホームページやチラシを作ったりという広告代理店の仕事が一つです。求人広告の依頼も多いですね。最近、人が集まりにくいので、求人も一工夫が必要です。それともう一つの仕事は、フェイスブックとかブログとかホームページとかを活用して集客のお手伝いをする仕事です」

Aさん「すいません。わたし、ネットに疎くて・・・」

宮野「大丈夫ですよ」

Aさん「FBもブログもやっていないんです」

宮野「そうなんですねー」

Aさん「やったほうがいいんですかね？」

宮野「そりゃそうだと思います。タダですしね」

Aさん「今はホットペッパービューティからの予約が一番多いですね。新規のお客さんの80%くらいがホットペッパーだと思います」

宮野「では、その新規の方のリピーターになる確率は？」

Aさん「わかりません。たぶん、半分くらいじゃないかと」

宮野「半分もいるんですか？凄いですね！」

Aさん「いや、3分の1かもしれません」

宮野「それでもスゴい。技術とか接客とかがいいんでしょうね」

その後・・・。

Aさん「新規のお客様には、ポイントカードを渡してます」

宮野「どんなのですか？良かったら見せてください」

そのポイントカードに書いてある３つの内容

1. 2回目以降は会員料金とする
2. スタンプ３つでプレミアムカードと交換
3. QRコードがあり、それを読み込むとホームページに飛ぶ
4. 施術内容に不満の場合は、10日以内は無料でお直し

●ここからが宮野の独り言

「ポイントカードってね、よっぽどじゃないと上手くいかんよ。特に男性はね。財布にポイントカードが入ってる人ってあんまりいない。

TUTAYAカードとかはあるだろうけど、通常のお店のポイントーカードは、ほぼ無い。

だから、スタンプが３つ貯まること無いよのね。だから、プレミアムカードになる可能性低いと思う。

それにそもそもプレミアムカードになったら、どんな特典があるのか？それは書いておかないと・・。

さらに言うと、QRコードをiPhoneで読み込んでみたけど、飛ぶのはホームページ。

まず、ホームページがスマホ対応になっていない。そこが減点。

さらにね、2回目以降は会員料金って書いてあるのに、そのホームページには会員料金載ってない・・・。

じゃあ、2回目はいくらなの？ってお客さんは思うよ。

ホットペッパービューティでせっかく新規が取れているなら、もっとそれをリピーターにつなげていかないと！

Aさんが言ってるリピーター3分の1も実は怪しいと思うね、わたしは。

美容師さんはカットが上手になれば、TVに出れさえすれば、有名になってお客さんがわんさか来ると思ってる。

確かにそういう一面はある。

でも、技術力はすぐに上手くなるものじゃないし、TVだって出ることができるのはほんの一握り。

それよりね、もっと地道にやっていかないといけないと思うよ。

ブログやフェイスブックのことが分からないって言うけどさ。

やらないで済むならそれでもいい。

というか、今は雇われているから、そういう考えなんだと思う。

いざ、自分のお店を持つようになってみて。

フリーペーパーやチラシ、ネット広告といったものにどんだけお金がかかるか、わかるから。

そして、もしそれが当たらなかった時のショック。これは大きいよ」

Aさんは、ブログもフェイスブックもやっていないから、この記事を見ることはないのだろうけど・・・。

地方だったらこういう話もあるのだろうけど、東京でもこんな状況なのね。

ある方が『美容室の業界は、飲食業界の集客法の5年前のやり方をやっている』と言っていたけど、まさにそんな気がした。

時代は走ってます。ホットペッパービューティに頼るのがダメなんじゃないんです。

それも使いながら、ブログやフェイスブック、ホームページといった自社メディアを強くしていく必要があるんじゃないでしょうか？

ホットペッパービューティで来た新規のお客さんは、ほとんど値段（安い値段）で来ています。

次回、正規料金ででも果たして来てくれますか？

飲食業界の方々は、もうその現実に気づいています。

安い値段でくるお客さんは、次も安い値段のお店を探すってことを。

美容室の業界の方も、この現実に早く気づいてほしい・・・・。

とまあ、こんなことを思いながら、東京でも『わたしの出番あるな』って思った一つの出来事でした。
 

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