ブログは読んでもらわないと始まらない。。。だから、勝手にプロが添削してみたよ
みなさん、ブログは得意ですか?
まあ、おそらくこの記事を見られている方の大半は、「ブログって何を書いたらいいか、わからない。苦手だなぁ」という方ではないでしょうか?
コンサル先の方のブログをはじめ、毎日100人近くの方のブログを読むわたくしですが、「このブログ、いいなあ!面白いなあ!」というブログは10件もありません。
では、なぜそう感じるのか?面白いブログは、なぜ少ないのか?
実は、その読んでもらえないブログになっている一番の原因は、「引き込まれない=共感しない」というところにあると考えています。
「共感しない?」ってどういうこと?と思った方もいるでしょうから、今回はあるブログを例に、こうしたら読みやすくなるよというのをレポートしてみますね。
ごめん、前田さん!!読んでいて、つまらないわ、コレ
まずはこちらの文章(↓)をご覧ください。
この文章は、弊社オススメのホームページ「繁盛店.com」を作っている前田代表のブログから抜粋したものです。
念のため、その証拠をスクリーンショットでお見せしますね(※現在は、修正されています)。
↑ 元のブログはこうなっていた
このブログを読んだときに、わたくしはこう思ったのです。
「つまんねぇ、ブログだな~。これじゃ、ホームページ作りたいってならんでしょう。申し込み来るわけがない」
実際、前田さんに聞いてみると、このブログを掲載してからの4日間でお申込み・お問い合わせはたったの1件だそう。。。
まぁ、この結果もこのブログのレベルなら、しょうがないと言わざるを得えません(笑)。
リアル感をどれだけ出せるかがポイント
では、ブログを5年以上書き続け、1日の過去最高アクセス数が100,000PVを超える集客の専門家であるわたくしが、この前田さんのブログを書いたらどうなるか?
ズバリ!ブログのプロのわたくしならこう書きます!!!
↑ ↑ ↑ 今すぐクリックしてみてね
いかがでしょうか?
断然、読みやすくなっていませんか?
引き込まれていく文章、続きを読みたくなる文章になっていませんか?
では、少し解説しますね。
今回のブログを添削するうえで、わたくしが意識したポイントが3つあります。
それがこちら。
- 吹き出し調、会話口調で書く(心の本音を含む)
- リアルな数字を書く
- 文章は出来るだけ短く
まず①に関してですが、この添削文には「起業したら、本格的にネットビジネスにも取り組めるから、もっと儲かるな・・・」 という文章を中段あたりに入れてみました。
これは、前田さんに当時の気持ちを聞いたわけではないですが、文面から推測して「心の本音」を入れてみたんですね。
しかし、これを入れることによって、文章の繋がりが出来て読みやすくなっただけでなく、当時の前田さんの心境を理解してもらうことも出来たと思います。
次に②つ目のポイント。
文の最後に「2,500 万円というマンション購入時の住宅ローン完済・・・」という文面があります。
元データでは、数字=金額は入っておらず、ただ単に住宅ローンの完済という表現です。
どうでしょう?
この2,500万円という金額が入ったことで、このブログの信ぴょう性がグイッと高まったと思いませんか?(※注 数字は適当です(笑)。実際にいくらのマンションかは存じ上げません)
同じく、前半部分には、「もう時効でしょうから言いますが」と、こちらも「時効」という数字を意識した文章を入れてみました。
実は、どんな言葉よりも、数字が一番説得力があります。
「人気商品です」というよりも、「人気NO.1」の方が売れている感が出ますよね?
Panasonicのパソコン「レッツノート」は、軽いパソコンとは言わず、具体的に745グラムと表記して、どれだけ軽いかをアピールしています。
人は数字を言われることで、その軽さなどの感覚がなんとなく理解できちゃうんです。
他にも、こんな例もありますよ。
弊社のコンサル先には、脱毛サロンやエステサロンが多いのですが、サロンスタッフさんによく聞く質問があるんです。
「このサロンの脱毛マシンの特徴は、何がありますか?」
「うちのマシンは、痛くないですよ」
「そうなの?でも、みんな痛くないって言うから、一回、他の脱毛サロンで体験してみたら、めっちゃ痛かったよ(笑)」
「そうなんですか?でも、うちのマシンは本当に痛くないんです。例えるなら、昔の脱毛マシンは、ゴムでパチッと当てられたツーンとした痛さでした。でも、今の当店のマシンは、習字の時の筆でなぞられたくらいの気持ちよさです。だから、全然痛くないんですって、本当に!」
「わたくしが聞きたかったのは、そこ!!!その【痛くない】程度が、みんな分からんのですよ、【痛くない】って文面からはね。だから、そうやって筆でなぞるくらいの痛さって書いてください。そうすれば、痛さが伝わるから」
「なるほどー!それなら、分かりやすいですね」
このように数字を書いたり、誰でも分かりやすい表現に変えていくことで、ブログはグッと読みやすくなることは間違いありません。
人間、句読点の「。」や「、」までが長いと、どうしても読むのが苦痛になってきちゃうんです。
なぜなら、頭を使って読み進めていかないといけなくなっちゃうから。
そこで、ブログでは出来るだけ簡潔に短く書くということを心がけてみてください。
例文の添削文でいえば、最後のところに短く文章を入れています。
以上、今回は「もっとブログを読んでもらうために」ということで、3つのポイントを掲げて、ブログ添削を交えながら分かりやすく解説してみました。
いかがでしたでしょうか?
ぜひご参考にされてくださいね♪