挫折したり、もう出来ないと思ったときには。。。
毎日仕事をしていると、楽しいことばかりじゃないですよね？
お客さんからクレームを言われることもある。
思うように売上が伸びないこともある。
スタッフがなかなか成長してくれずに悩むこともあるでしょう。
そんな心が挫けそうな時は、どうやったら頑張れるのでしょうか？
思うようにいかない人生を、どうすれば少しでもベクトルを前向きに向けることかできるのでしょうか？
実はわたくしも、心が折れることは何度もあります。
フェイスブックやブログには書きませんが、ぶっちゃけしょっちゅう心が折れてます。
だって、人生上手くいかないことの方が多いんですもん。
諦めたら、終わりだよ（偉そうに言いますが。。。）
でもね、上手くいかないからって、やっぱり諦めたり投げたりしちゃダメだと思うんです。
諦めたら、そこでゲームセットなわけだから。
昔のことですが、こんなことがありました。
中学三年で野球が終わり、いざ受験ってなった時。
自分で言うのもなんですが、まあまあ勉強は出来た方でした。
だから頑張れば、地元の進学校にもいけるかもってレベルだったんです。
そんな時、まだ『野球で上が目指せるんじゃないか？』と勝手に思っていた若造の当時の私は、親に無理言って、野球の強い東京・帝京高校や奈良・天理高校にテストに行ってみたんです。
行く前は、『自分を越えるやつは、おらんやろ』って思ってたけど、行ってみたら大違い。
なんじゃコイツら！ってレベルの人たちが、うじゃうじゃいました。
投げるボールの速さから、バッティングから、走るスピードまで何から何までレベルが違う。
わたしが彼らに勝てたのは、野球になーんの関係もない三キロマラソンだけ（笑）。
甲子園を狙う高校のレベルをマジマジと見せつけられたと共に、『野球で食べて行くのは無理だ』と感じた瞬間でした。
母親（幸代くん）が言ったある一言
それから、わたしの進路は必然的に家から通える高校に絞られました。
野球で行くなら、何度も甲子園に行っている野球の強い宇部商業。
勉強するなら宇部高校。
この二つのどちらかで、選ぶことに。
ちなみに、私立は受けなかったんです。
だから、公立が落ちていたら、中卒になるとこでした（笑）。
今思えば、かなりのデンジャラス。。。
そんなこんなで、わたしが選んだのは、野球ではなく、頭の方。
野球に未練が無かったかと言えば、嘘になる。
でも、宇部高校にしようと決断したのは、幸代くん(母親)の一言が大きかったような気がするんです。
曖昧にしか覚えてないけど、確かこんなことを言ってた。
「わたしは、
宇部高校に行けなかったけど、
行って欲しいな」
どこで幸代くんが言ったか、いつ言ったか、覚えてはいません。
でも、こんなニュアンスのことを、幸代くんが言うたんです。
幸代くんの涙を見た。。。
それからかなあ、本当に勉強したのは。
毎日、朝3時とかに起きて、ハチマキとかして勉強しました（笑）。
塾にも行ったし。
そうしたらさ、塾で先生から当てられたのね、「宮野くん、これの答えは？」って。
それが分からなくて、みんなに失笑されてさぁ。
それもまた悔しかったから、その後、もっと勉強した。
そして、年末の塾のテストで3番（くらい）になったの。
そのときの、他の人の顔がめっちゃ面白くて。。。
「なんで、あいつが3番なん？」みたいなね～。
ざまみろ～！！！って感じだったわぁ（笑）。
そして、ついに宇部高校の合格発表の日。
幸代くんと一緒に掲示板を見に行きました。
そうしたら、わたしの番号があって。。。
見事、
合格！！！
それを、幸代くんに伝えたら、人前で泣いて喜んでました。
そのとき、思ったね。
「頑張って良かった」って。
たぶんね、あのときが人生で一番勉強した。
これまでの人生で一番頑張ったと思う。
それは、人の為だったからだなって、今、振り返れば思うのよね。
だから、今、挫折したり、思うようにいかないことがあったりして、くじけそうになったらさ、「誰かのために、ガンバロウ」って思ってみて欲しいんです。
子供のため、家族のため、恋人のため、友達のため。。。
誰でもいいの。
その人のために、ガンバロウ！ってなれば。
そうしたら、きっと今の何倍ものパワーが出てくると思います。
現に私がそうだったから。。。
追伸
高校受験のときには頑張ったけど、大学受験の時には、いまいち実が入らなかったのね。
そうしたら、大学受験の前に、幸代くんが言うてた。
「あのときは、あんなに勉強したのにね～」って。（笑）
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