確かに動画は検索に強いのですが。。。
最近、「動画だ!集客するには、検索にも強い動画をやろう!」という声をたくさん耳にします。
確かにYouTubeは、Google閣下なので検索で上位表示もされやすい。
でもですよ、よく考えてください。
あなたが、どこかのエステサロンに行くとき、YouTube見てここにしようって決めてますか?
お客様の声くらいは動画で見るかもしれませんけど、その動画が決め手にはなりませんよね?
また、飲食店を選ぶとき、動画で検索しますか?
食べログなどの口コミサイトで見比べる方が圧倒的に多いはずです。
では、どんな時に、YouTubeを見ますか?
子どもがアンパマンを見たいときやスポーツの名場面を見るとき、また、音楽を聴いたりする時などではないですか?
そうです。
あなたがお金と時間をかけて、一生懸命に作った動画には、ほとんどの方は興味ないのです。
動画で見られているのは、プロが作ったものが大半。
悲しいけど、これが現実です。
Youtubeを一番見ているのは、誰?
でもこんな話をすると、『いや、YouTubeの閲覧時間は年々伸びてますよ』って言うかもしれません。
確かにそうです。
YouTubeを見ている時間は、以前よりかなり増えました。
でも、忙しいわたしたち大人がYouTube見てますか?
見てないですよね。
実は、YouTubeを一番閲覧しているのは、小学生のような子どもたちです。
小学生の間では、iPhoneで動画を作って、それをYouTubeにアップする。
そんな遊びが流行っています。
だから、YouTubeの視聴時間が伸びているといっても、ビジネスの対象にならない層が見ているだけ。
そこに大金も払う必要はないし、時間を割く必要はありません。
業種によっては、動画は有効です!
とはいえ、動画を全否定するつもりはありません。
例えば、遊漁船なら魚が釣れている動画は、見たい方がたくさんいるでしょうから、やる価値はありそうです。
サロン系にしても、リアルなお客様の声やビフォーアフターなどは、動画で見せた方が効果的かもしれません。
そう考えると、業種にもよりますが、まあ5本くらいの動画を作っていれば、充分なんじゃないでしょうか?
なぜ、動画のことをわざわざ書いたかというと。。。
最後になぜこんな話を書いたかというと、先日サロンオーナーから『動画を扱う会社から電話がきて、会うことになりました。でも、よく分からないなら、良かったら一緒に話を聞いて頂けませんか?』って言われて、その動画取り扱い会社の営業マンに会ったんです。
そうしたらね、ある岡山のエステサロンを引き合いに出して、説明するわけですよ。
動画がトップにあると見栄えがいい。見られる確率も上がりますよってね。
じゃあその動画を見てくれた方が何人いるか?見せてもらうと、なんとたったの9人。
動画を作ってホームページに張り付けて一ヶ月らしいですが、それでわずかに9人です。
あんた、ようこれで営業するなあと、思わずその営業マンに嫌味を言っちゃいました(笑)。
タジタジになってましたけどね、彼らは。。。
でも、きっとこの岡山のサロンオーナーも、「動画だ!動画だ!アクセス増えるぞ!」って触発されて、この動画制作会社と契約したんだと思います。
それも、何十万円もかけてね。
しかし、その効果は9人という数字から分かるように、効果はほぼ無し。
可哀想すぎます。
ということで、いつもわたくしのホームページやブログをご覧の皆様には、現状を知ってもらい、ブームや言葉巧みな営業マンに騙さないようにという想いを込めて、今日はこのブログを書いてみました。
追伸
YouTube動画より、同じ動画をやるなら、あの動画の方がこれからを考えたら、アツイと思います。
あの動画?なによ、それ?教えてよと思った方、わたくしのアメブロをお気に入り登録しときなさい。
いつかあの動画は、このことよって書きますから。
意外と明日のブログに登場するかもよ(笑)