集客コンサルはいいね職人 宮野 秀夫 | エステサロンや美容室の新規集客、客単価アップもお任せ!集客コンサルはいいね職人 宮野 秀夫 | エステサロンや美容室の新規集客、客単価アップもお任せ!

美容室やエステサロンは、グルーポンでの集客に向いているか?

先日、あるエステサロンのオーナーさんから相談を受けました。

それが、「エステサロンでも、グルーポンに出しているところがあります。集客できているのでしょうか?」というもの。

 

※グルーポンとは・・・簡単に言えば、割引のクーポン。例えば、エステサロンで通常90分1万円のコースがあったとすると、それをグルーポンのサイトで販売するときには、5,000円(仮に)で100枚販売する。お店側は、5,000円の半分、つまり2,500円が取り分となり、残りの2,500円はグルーポンの取り分となる。

 

グルーポンを出すお店側のメリットとしては、たくさんの新規客を大量に集めることができるのが一つの特徴。運が良ければ、お客さんがSNSや食べログなどで良い口コミやPRをしてくれることもある。

逆に、お客さん側としてはかなりお得に利用できることになるため、女性を中心に利用者は多い。

実際、わたしもかつて何度かグルーポンを利用したことがあります。通常のサービスをかなりお得な値段で受けれるので「儲けたな」とこちらは思いますが、お店側の立場を考えると、「きっと儲かっていないよな」と思ってしまいました。

 

では、実際のところ、グルーポンってどうなんでしょうか?

実は、2年前にこんな裁判がありました。

ある美容室が開業に合わせて、13,200円のカットヘアカラーセットのメニューをグルーポンで2,900円で1,500枚販売(当初は500枚の予定だったが、増量)しました。

これにより来店してくれたお客さんは、1,460人。しかし、クーポン客が大量に来店したことで、美容師を新たに採用するなど、コストが大幅に増加。

反面、売り上げとしては1,460人×1,450円と2,117,000円しか計上できなかったことで、大幅な赤字となったというもの。

美容室がグルーポンを訴えたが、事前にグルーポンは状況を説明していたとして、裁判所は美容室の訴えを棄却した。

この裁判の例を考えてみると、2つのことが分かる。

一つ目は、グルーポンは「お客さんは確かに来る」ということだ。

今回、1,500枚のチケットを販売して、そのうち来店してくれたのが1,460人。来店率は、ほぼ100%に近い。お得なクーポンを出すことができれば、お客さんは大量に来てくれるということが分かる。

そして二つ目。ここが大事なのだが、この美容室側は「この1,460人はほとんどリピート客にならなかった」と述べている。つまり、大量にお客さんは来るが、リピーターにはならないというのがグルーポンの購入者の特性と言えるでしょう。

実際、わたしもグルーポンで利用したお店は、最初の一回しか行ってません・・・。正規の料金との差があまりにもあるので、それなら別にここじゃなくてもいいよなあって思っちゃうんですよね。これって、他の人も同じだろうと思います。

 

もう一つ事例を披露します。

これは、あるエステサロンの話です。

そこのサロンでは、開業してまもなくグルーポンを使い始めました。

サロンオーナーとしては、「一回来てもらい、施術に納得してもらえれば、何十万円というコースにも入ってくれるだろう」という想いがあったそうです。

何枚売れたかは忘れましたが、毎日、サロンの電話は鳴っていたので、かなりのお客さんが来てくれたようでした。

でも、実際にサロンオーナーが目論んだコースの契約をしてくれた人がいたかというと、残念ながらゼロでした。

やはり、一度しか来ないお客さんが多かったんですね。

これらの結果を見る限り、集客コンサルの私の立場としては、

「グルーポンはお勧めしない」という結論になります。

安い値段のお客さん、クーポンハンターのお客さんを集めないならいいですが、

そんなことしていても忙しいばかりでお店の利益にはなりません。

ただし、エステサロンや美容室でグルーポンを使うなら、

こういう方法はありかもしれません。

それは、若いスタッフに担当させるというもの。

簡単に言えば、練習台ですね(笑)。

もちろん、グルーポンに出すときにその旨を書いておかないと、

トラブルにはなると思いますが。。。

でも、やっぱり止めておいた方がいいですね。そう思います。

 

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