こういうのは見たくないな・・・
先日、偶然通りかかった理髪店に、
この二文字が書かれたお知らせが張り出してあった。
【廃業】
今や、コンビニより多い美容室。
その美容室にどんどんお客さんを奪われている理髪店。
熾烈な価格競争が行われているのは、言うまでもない。
この廃業した理髪店は、カット2,000円と書いてある。
安くもなく、高くもなく、中間だ。
今となっては、何故この価格なのか知る由もないが、
店主さんはこうなる前に,
もう少し【集客】の勉強をされていたら良かったのになあと感じる。
良い技術があれば、なんとかなる!
そう思って独立する方が多いが、
残念ながらそれだけではどうにもならない。
多少、技術は劣っても、
接客が良くてマーケティングに
長けている人の方が人気なのだ。
技術は普通でも、流行るお店は作ることは、
充分可能なのである。
街中で、味は普通なのに。。。と思うお店で、
行列が出来ているお店を見たことが、
一度や二度は皆さん、あるだろう。
以前、ある美容室オーナーがこう言っていた。
『美容師のカットの技術には、あまり大差はない(素人から見れば)』
プロから見れば、差は歴然なのかもしれない。
でも、お客さん=素人から見たら、その差はわずかなもの。
だから、技術よりも集客技術が高かったり、
見せ方=魅せ方が上手かったりするお店の方が、流行るのだ。
集客を学び続け、やり続けているお店は強い
先日、あるコンサル先に行った時のこと。
そこは、ぶっちゃけ一年前は、
お客さんよりスタッフの方が多いんじゃない?って感じだった(笑)。
それが、今やどうだ。
オーナーさんからは、
「宮野さんに来てもらっても、
予約が一杯だから、お構いできないと思います」と言われる始末。
スタッフさんからも、「今日は忙しいんです!」と言われるし。。。
でも、ここはずっと、ずっと愚直に集客活動をやり続けてきた。
オーナーさんもブログやInstagram、Facebookで発信しているし、
スタッフさんもオーナーとは別のブログを書いたり、
LINE@でお客さんと熱心にコミュニケーションをとっている。
実際、そのときのわたくしは応接室にいたが、
ひっきりなしにお客さんは来ていたし、
お客さんとスタッフとの賑やかな会話もたびたび聞こえていた。
活気が1年前とは、
全然違うのだ。
帰り際、スタッフさんが言っていた。
「何が当たる(どの集客ツールがお客さんに響く)か、分からない。だから、『コレだよ~』って言われたものを、やり続けます」と。
と、こんなブログを書いて電車を降りたら、
駅前に新しい理髪店がオープンしていた。
中を覗いてみると、お客さんは0(ゼロ)。
店主と思しき男性は、カウンターでスマホをいじっていた。
ブログを書いているのか、予約サイトを見ているのか?
はたまた、パズドラやポケモンGOを見ているのかは、分からない。
ただね、その店主に一言、言いたい。
「店前に、こんだけ人が歩いているんだからさ、
『10月○○日にオープンした床屋です。
今、1,000円オフのクーポン券をお配りしています。
カットには自信があります。
イケメンにしますよ~。
ぜひ、お越しくださいね』って言いながら、
チラシ配りした方が、絶対あなたのためになると思うよ」
パズドラより、将来のお金や売上だろうよ、オーナーさん!!!
(↑ パズドラ好きそうな顔だったから、勝手に決めつけた(笑))
★追伸
弊社のコンサル先の関西のある脱毛サロンは、
開業後まだ半年だけど、1人で月商200万円!
行動すれば結果は出るのに、もったいない。。。